aitendoのUSBAVRプログラマを使ったAVR開発環境

マイコンボード – USB接続AVRライタ – aitendo@shopping~楽しい電子工作を提案する

900円という格安なUSBライタを使ったAVRマイコン開発環境の構築メモ。

公式ツールを使わない場合のやり方のメモです。on Windows7(32bit)

  1. まずUSBライタを購入
    マイコンボード – USB接続AVRライタ – aitendo@shopping~楽しい電子工作を提案する
  2. ドライバのインストール
    ドライバはaitendoのリンクよりもこちらの方が最新版を確実にDLできます
    fischl.de – USBasp – USB programmer for Atmel AVR controllers
    aitendoのライタはもともとこのUSBaspの互換品です。DLしたのは
    usbasp.2011-05-28.tar.gz (519 kB)
    DLしたらマイドキュメントにでも展開しておいて下さい。
    まずUSBライタをUSBポートに差し込みます。ウィザードが立ち上がりますが見つけられない、というメッセージが出るのでそのまま閉じます。
    「スタート/コントロールパネル/ハードウェアとサウンド/デバイスマネージャー」を選択。
    デバイスマネージャーから「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を展開すると黄色い「!」マークの付いたデバイスがリストされてるはずです。それを右クリック「ドライバーソフトウェアの更新」を選択。
    そこから先の展開したドライバが入ってるフォルダ(libusb_0.1.12.1のほう)を選択します。Windows7(32bit)でインストールしました
  3. WinAVRのインストール
    WinAVR : AVR-GCC for Windows
    最新verは2010年のもの
  4. MAKEの作成
    プロジェクト用のフォルダを作っておきます。
    「スタート/すべてのプログラム/WinAVR-20100110」からMFile(WinAVR)を起動
    MFileはMakeFileの作成補助ツール。 「Makefile/MCU Type」から使いたいマイコンを選択。
    「MakeFile/Port/USB」を選択。これを保存。
  5. WinAVRを起動
    「スタート/すべてのプログラム/Programmers Notepad」を起動
    「File/New/ C/C++ 」を選択。
    ソースを入力。(こちらのページこちらのソース等が参考になります。)
  6. コンパイル
    「Tools/[WinAVR]Make All」でコンパイル
  7. MakeFileの修正
    MFileがこのライタに対応してないのでこのままでは書き込みできません。
    276行を「AVRDUDE_PROGRAMMER = USBasp」に変更
    299行「$(MCU)」にマイコンの種類を直接入力
    例) ATtiny861/ ATtiny861Aの場合 AVRDUDE_FLAGS = -p t861 -P $(AVRDUDE_PORT) -c $(AVRDUDE_PROGRAMMER)
    マイコン名一覧 
  8. あとはMOSI,MISO,SCK,RESET(とGND,VCC)をマイコンに接続して  「Tools/[WinAVR]Program」を選択すれば書き込み完了です。