GR-SAKURAで外部バスを利用する

GR-SAKURAはRXマイコンを使った小型マイコンボードです。

がじぇっとるねさす | ルネサス エレクトロニクス

特にこのボードに依存した話ではない気がしますが、RX63N(R5F563NBDDFP)で外部バスを利用する場合の設定をメモです。

設定内容は

16ビットバス(PE7-0 : PD7-0をD15-0に割り当て)
WRはP50、RDはP52
CS3空間を利用 CS3はPC4
アドレスバスはA17だけ出力

LCDをメモリマップドI/Oで接続するような用途です

あくまで個人的なメモなのでご利用は自己責任で…

設定

 SYSTEM.SYSCR0.WORD = 0x5a03;    //ROM enable EXBus enable

MPC.PWPR.BIT.B0WI = 0;    //PFSWE write enable
MPC.PWPR.BIT.PFSWE = 1;    //PFS write enable

MPC.PFCSE.BIT.CS3E = 1;    //CS3 enable
MPC.PFCSS0.BIT.CS3S = 2;    //PC4=CS3
MPC.PFAOE1.BIT.A17E = 1;    //A17 enable
MPC.PFBCR0.BIT.DHE = 1;    //D8-D15(PE0-PE7)enable

BSC.CS3CR.WORD = 0x0001 | (0 << 4);    //16bitBUS
BSC.CS3MOD.WORD = 0x8001;
BSC.CS3WCR1.LONG = 0x01010101;
BSC.CS3WCR2.LONG = 0x11110111;
BSC.CS3REC.WORD = 0x0000;

データ出力の例

*(volatile unsigned short*)0x05000000 = data1;
*(volatile unsigned short*)0x05020000 = data2;

アドレスが0x05000000ならA17=0、0x05020000ならA17=1です。

速度ですが、GR-SAKURAでフルに回した場合12MHzぐらいの周期で書き込み動作が行われました(実験値)。

こちらのソースを参考にさせていただきました。(オリジナルは8ビットバス)

GR-SAKURA用ソフトウェアとシールド

aitendoのUSBAVRプログラマを使ったAVR開発環境

マイコンボード – USB接続AVRライタ – aitendo@shopping~楽しい電子工作を提案する

900円という格安なUSBライタを使ったAVRマイコン開発環境の構築メモ。

公式ツールを使わない場合のやり方のメモです。on Windows7(32bit)

  1. まずUSBライタを購入
    マイコンボード – USB接続AVRライタ – aitendo@shopping~楽しい電子工作を提案する
  2. ドライバのインストール
    ドライバはaitendoのリンクよりもこちらの方が最新版を確実にDLできます
    fischl.de – USBasp – USB programmer for Atmel AVR controllers
    aitendoのライタはもともとこのUSBaspの互換品です。DLしたのは
    usbasp.2011-05-28.tar.gz (519 kB)
    DLしたらマイドキュメントにでも展開しておいて下さい。
    まずUSBライタをUSBポートに差し込みます。ウィザードが立ち上がりますが見つけられない、というメッセージが出るのでそのまま閉じます。
    「スタート/コントロールパネル/ハードウェアとサウンド/デバイスマネージャー」を選択。
    デバイスマネージャーから「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を展開すると黄色い「!」マークの付いたデバイスがリストされてるはずです。それを右クリック「ドライバーソフトウェアの更新」を選択。
    そこから先の展開したドライバが入ってるフォルダ(libusb_0.1.12.1のほう)を選択します。Windows7(32bit)でインストールしました
  3. WinAVRのインストール
    WinAVR : AVR-GCC for Windows
    最新verは2010年のもの
  4. MAKEの作成
    プロジェクト用のフォルダを作っておきます。
    「スタート/すべてのプログラム/WinAVR-20100110」からMFile(WinAVR)を起動
    MFileはMakeFileの作成補助ツール。 「Makefile/MCU Type」から使いたいマイコンを選択。
    「MakeFile/Port/USB」を選択。これを保存。
  5. WinAVRを起動
    「スタート/すべてのプログラム/Programmers Notepad」を起動
    「File/New/ C/C++ 」を選択。
    ソースを入力。(こちらのページこちらのソース等が参考になります。)
  6. コンパイル
    「Tools/[WinAVR]Make All」でコンパイル
  7. MakeFileの修正
    MFileがこのライタに対応してないのでこのままでは書き込みできません。
    276行を「AVRDUDE_PROGRAMMER = USBasp」に変更
    299行「$(MCU)」にマイコンの種類を直接入力
    例) ATtiny861/ ATtiny861Aの場合 AVRDUDE_FLAGS = -p t861 -P $(AVRDUDE_PORT) -c $(AVRDUDE_PROGRAMMER)
    マイコン名一覧 
  8. あとはMOSI,MISO,SCK,RESET(とGND,VCC)をマイコンに接続して  「Tools/[WinAVR]Program」を選択すれば書き込み完了です。

 

 

COMIC ZINで「大集合流線堂アーカイブス」委託中

漫画書店「COMIC ZIN」さんで新刊「大集合流線堂アーカイブス」を委託中です。

秋葉原店と新宿店で購入できます。

通販はどうやら出来ないらしいので店頭でお買い求め下さいm(_ _)m

いつもよりちょっと高いですが、その分ページ数もありますので昔の流線堂の本を見たいという方にお薦めです。

 

在庫状況により購入できない場合があります。店頭で確認か書店へお問い合わせ下さい。